2月22日の日記

一昨日から降り始めた雪は、今もまだしんしんと降っています。SNSで春の訪れの写真を上げている友人達を見て、同じ日本といえども随分と景色が違うなあと思いました。寒冷地ですが雪が殆ど降らない場所で育った私は、雪国の人達の除雪と共にある暮らしを体感する冬になりました。北海道や北陸、東北の場所によってはかなりの積雪になっているようです。除雪が追い付かない積雪は本当に怖いのです。どうかその地域の人達と動物達の生活が、安心できる状況になりますように。

私はこれまで自分の前世の幾つかを知る機会を得ました。その話題で蘭丸さんと話していてふと思ったことがあります。私は祈りに完全コミットすることを、どの転生でも行っていなかったのではないのか・・・と。過去にサイキックの方や占い師さんから「霊的な能力を高める為の修行を何転生かにかけて行っている」と何度か言われたことがあり、中世ヨーロッパでの魔女裁判の話やインドのラダックで霊能者をしていた話、日本の京都で呪詛を扱っていた話などを、ここにも書いた記憶があります。祈りに近い場所に身を置きながら、祈りにはコミットしていなかったのです。今回、祈祷師さんが指導霊として背景に付いて、人生をかけて祈りを学び実践していくテーマが与えられているのだと知りました。上手く表現できないのですが、自分の様々な興味を多方面から辿っても、なぜか最終的に「祈り」に着地してしまうのです。呪うのは超簡単、生霊を瞬時に飛ばすことも大得意な自我を持つ私が、一番苦手なことが祈りなのです。そのことを知って、なんだか腑に落ちました。

山手線で神の愛を見せられても、そこに専心できない私に愛を教えてくれて優しい気持ちを引き出してくれたのは動物達でした。彼らの大きな愛に報いる為にも、祈りに専心していきます。

2月19日の日記 (追記あり)

今年の冬は本当に雪が多いです。つい先日もまとまった雪が降りました。それでも昔に比べると雪は少ないそうで、蘭丸さんが子供の頃にはもっと降っていたそうなのです。今年は日本海側の本気を体験しました。
姫乃宮亜美さんの昨日のブログ記事を読み、内容がじんわりと心に浸み渡りました。私にとって一番大切なことです。自分のハートと繋がっていないことで全てがずれていく、その不快感が「当たり前」になっていた昔を思い出しました。

亜美さんの文章を何度も読み返してみて、ハートから離れてもがいていた頃の失敗や後悔、独りよがりな行動、恥をかいた数々の出来事の中で、未だに痛すぎて受け止められていないものがあるのです。昔の私は無駄に行動力があったので、恋愛から友達付き合い、仕事に及ぶ生活全般において黒歴史と失敗が沢山あります。蘭丸さんはよく私に「なんでそんなに色々と経験しているの?!」と言ってくれるのですが、今思い出すだけでも顔から火が出るほど恥ずかしい出来事が多々あるのです。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」「(経験の)質より量」を地で行くガサツな生き方をして生傷を沢山作りました。そんな不器用で至らなかった自分を、しっかりと受け止めて赦すことを昨晩は時間をかけて取り組みました。

このことは長年取り組んだこちらの投影にも大いに関係していて、私が昔の自分の失敗を赦せていない分だけ彼女達の在り方が赦せなくなる仕組みがあります。

そのような内面の取り組みをして眠ったら最悪でゾッとする夢を見ました。夢の中で某国の小さい女の子を殴ったり虐待しているのです。他に男の子もいるのになぜかその子だけが無性に腹が立ってボコボコにしています。夢の中で私に殴られていたのは「失敗してみっともない私自身」なのです。なぜ某国の人だったのかというと、主に旅行者のマナーの悪さに辟易したことがあったのと、仕事でガッツリ関わっていた時に、こちらへの配慮を一切せずに無理難題を一方的に押し付けてくる彼ら彼女らとのやり取りにとても苦労して胃に穴が開いた経験があったのです。なので私の中で、その国の印象が悪く自身のみっともなさを投影し易いからなのだと思います。

目が覚めて、自分が自分に向けてきたエネルギーが一部するりと解放された気がしました。大雪とコロナ禍で動けない日々のたっぷりとある時間は、この為に頂いたのだと思います。

2月4日の日記

立春を迎えました。場所によってはもう梅の花が咲いているようですね。こちらは明日から寒波の影響で再び雪の予報が出ています。日本海側の冬は、そのほとんどが曇りか雨・雪なので、この寒さも合いまって冬が長く感じられます。それでも季節は二十四節の立春となり、体感覚での春の訪れが待ち遠しいです。

足の怪我に関しては先月末からやっと外出できるようになり、蘭丸さんと一緒にやっと遅めの初詣にも行くことができました。そこでおみくじを引いてみたところ、小吉でしたが穏やかな内容で平穏無事に過ごせるとのことで、ありがたく思います。

こちらの姫乃宮亜美さんのブログ記事に、思わず頷いてしまいました。内側から過去の痛みや恨みの想念が全く出なくなったわけではないのですが、それが出てきた時に見過ごさず愛と信頼を持って自分に接していく、すかさず聖霊と共に手放していくことが当たり前になりました。それをやり続けることで、内側の心象風景が変わっていきました。

あくまで私の場合ですが、並木良和さんが提唱しているバイブレーションビルディングという感情と想念の手放し方がフィットするので、数か月前から実践しています。最初これを知った時に「こんなことして何になるんだろう?」と思ったのですがお金もかからず簡単なので半ば遊びの感覚でやり続けてみました。そうしたところ、数年前にSNSにて小さないざこざがあった方(もちろんエニアグラム感情センター 3 番です)とのわだかまりが消えてしまい、相手が普通に接してくるようになったのです。ご存知の通りエニアグラム感情センター問題は根深いので、姫乃宮さんから教わった「ピンク色で相手を包むイメージ」も併せて実践していました。

これは相手との関係改善を目的にしたわけでは無くて、自分の中のタブーや見たくない側面・罪 ( sin ) を私が勝手にエニアグラム感情センターの人達に投影し続けるいつものパターンへの赦しなのです。「もう世界に敵を作りたくない。愛と調和・平和を選びたい」という気持ちが自我 ( エゴ ) の喚き声よりも強くなり、ただひたすらにそれと向き合ってきた結果、おまけで関係改善されたに過ぎませんが、こうして変化していくのかと実感しました。

数日前にヒューレン博士とティク・ナット・ハン師の訃報を知りました。内側の変革を助けてくださった教師でした。彼らから与えられた真の平和への灯は、ずっと私の中に在り続けます。偉大な両先生、本当にありがとうございました。