11月19日の日記

Ref: 8月8日の日記
ここ最近問題になったお菓子屋さんのニュースを見ていると、店主さんが若葉さんにとても似ているのです。クレームを伝えてきたお客さんへのズレている対応や発言の数々、食品を扱っているにもかかわらずそれに相応しくない小汚い衣類とネイル、店内の不衛生さ、素人でもこれは腐敗するだろうとわかる状態の食品を大量に売ってしまうところや、食品衛生の知識と危機管理の無さなどが露呈しています。食べ物を扱ってはいけない人がそれをやってしまった感があり、死人が出なかったことが不幸中の幸いのようです。この中身が伴わないのに大風呂敷を広げて身の丈以上のアピールを一生懸命する感じ、人の忠告や意見には頑として耳を傾けないところ、身なりや空間の不衛生さ、自分を疑うことができず自己過信をして独りよがりに暴走する傾向など、本当に若葉さんを見ているようでした。

でも、この店主さんにとっては自分のやった事がちゃんと返ってきた結果が、この大炎上であって必然だと思うのです。もちろん、商品を買ってしまったお客さんにとっては迷惑極まりない出来事ではあるのですが。ここまでしないと本人が自分のやったことに気が付けない、だからここまでの大事になってしまった。そんな気がします。

若葉さんの人生で遅かれ早かれ訪れるであろうこうした大き目のフィードバックに関して、価値が無いと私が勝手に決め付けていたのだと思います。それは出来事そのものはニュートラルであって、良いとか悪いとかの判断は本人が決めるものだからです。彼女が経験することの全てが彼女にとっては価値があるのです。それは私も含めて全ての人にとっても同じです。

11月9日の日記

少し前に、コーラスで一番大きい発表の舞台がありました。満席の客席で歌うのは初めてでしたので緊張で手が震えましたが、ベストを尽くすことができました。何か月も前から難しい曲に取り組み、直前まで皆で練習をしました。本番でその曲がこれまでで一番上手に歌うことができて、とても嬉しかったです。これが終わってから数日間は放心状態になりまして、沢山緊張していたのだなと思いました。

この秋は虫さんの大量発生でコーラスとは別にピリピリしており神経を使っていました。長くここに住んでいる方に聞いても、こんなことは初めてだそうです。お店の棚から殺虫剤が売り切れになってしまいました。雪が降る前の過ごしやすい季節なのに、窓を開けることもできず玄関を開け閉めする時も緊張して、常に虫さんに警戒しなければならず辛かったです。早く気温が下がって欲しいと願っています。今週末にやっと雨が降り通常の気温になるようですね。山陰の秋は冷たい長雨と決まっているのに、それは最初の数日だけでした。夏のような晴れの日と気温に戻ってしまい、未だにセーターを出せずにいます。夏もそうでしたが秋も異常気象でしたね。

心のことについても書きたいテーマがあるのですが、そんなこんなで意識が外側に向きやすい一か月でした。ここから冬至と年末にかけてぐっと内側に意識を入れて文章を書けるようにしたいと思います。